腕の悪い広告代理店が増えると広告媒体だけ儲かってしまう
腕の悪い広告代理店・腕の悪い広告運用者は、その会社にとってだけではなく業界全体にとって不幸だと思っている。
なぜなら質の悪い広告運用者(社内・代理店問わず)が増えると、クリエイティブもターゲティングも不正確にブレて拡張していく為に、
本来はお客さんになり得ない人にも広告が表示され、リスティングであろうがディスプレイ(SNS含め)であろうが入札競争が発生してしまう。
そしてズレたターゲットに表示されるその広告は、別のブランドの適切な見込み顧客である為、
適切なターゲティング設定とクリエイティブを作っているブランドとの入札競争の結果、CPC/CPMが上昇し適切にマーケティングしている別の会社のCPA/ROASも悪化する。
結果、広告媒体だけが儲かる。
コモディティ化している製品でも・似たような商品でも価格帯とかビジョンとか・細かいサービス内容はブランドによって違うから顧客が違うのに、
腕の悪いマーケターのせいで意味もなく競合してしまう。だから日本全体のマーケティングの腕が向上すると結果として市場が生み出す価値の分配が、広告媒体ではなく売り手に行くようになる。
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