月間予算10〜30万円で応募単価4,000円以下を実現!広告代理店営業職の採用成功事例

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広告代理店における「営業社員の採用」は、他業界と比べても競合が多く、応募が集まりづらい職種のひとつです。特に、少額の予算(月10万〜30万円)で効率よく採用成果を出すのは簡単なことではありません。

しかし今回、半年間にわたり「Indeed」と「求人ボックス」の2媒体のみを使って、応募単価4,000円以下・計385件の応募獲得に成功した採用プロジェクトがありました。本記事では、その実績データとともに、実際に行った打ち手を詳しくご紹介します。

✅ 半年間の成果データまとめ(2025年3月〜8月)

広告予算応募数応募単価
3月¥150,00040人¥3,750
4月¥200,00053人¥3,774
5月¥260,00069人¥3,768
6月¥320,00086人¥3,721
7月¥260,00069人¥3,768
8月¥250,00068人¥3,676
合計¥1,440,000385人¥3,740

媒体はIndeedと求人ボックスのみ。広告費を抑えながら、継続的に安定した応募を獲得することができました。

✅ 成果を出すために行った6つの戦略的な打ち手

この成果は、ただ媒体に出稿しただけでは決して得られません。以下の6つの取り組みを徹底し、「媒体力×クリエイティブ設計×ユーザー理解」による最適化を繰り返しました。


1. ペルソナとカスタマージャーニーを丁寧に設計

まず最初に取り組んだのは、「どんな人が、どんな経路で、どんな動機で応募に至るのか?」を徹底的に言語化することでした。

  • ターゲット:20代〜30代前半の営業未経験者 or 第二新卒
  • 動機:成果を出して早く成長したい/ベンチャーでチャレンジしたい/人間関係がいい職場を探している
  • ジャーニー:Google検索 → 求人ボックス経由で求人閲覧 → 求人内容に共感 → LP確認 → 応募

この一連の流れを明文化したことで、「どこで心が動き、どこで離脱するか」を予測でき、適切な情報設計が可能になりました。


2. 求人専用の採用LPを制作・継続改善

求人票だけでは伝えきれない想いや社風、職場の雰囲気を届けるために、専用の採用LPを制作しました。

  • 営業職の1日の流れ
  • 入社1年目のリアルな声
  • 社内イベントやオフィス写真
  • 代表のメッセージ動画(スマホ撮影)

LPの滞在時間を計測しながら、CTAの位置や導線、見出しの強さなどを毎月改善。特に6月以降、LPからのCV率が大きく改善し、応募数の伸びにつながりました。


3. 求人票に代表や役員のプロフィールを挿入

会社の信頼感・顔が見える安心感を与えるために、求人票内に代表やマネージャーの写真+プロフィールを掲載。

  • 「この人と働きたい」と思わせる工夫
  • 営業未経験でも安心できる育成者の存在感
  • スタッフ紹介ページ風に作り込むことでCVRが上昇

これはユーザーの不安(職場の雰囲気・人間関係)を払拭するうえで非常に効果的でした。


4. タイトルで「未経験可」であることを前面に

求人票のタイトルには、必ず**「未経験OK」「研修充実」「成長したい人歓迎」**といった言葉を入れました。

例えば:

営業未経験からキャリアUP|平均年齢29歳の成長企業

このように、検索画面でパッと目を引くタイトル+「自分でも応募できそう」という安心感を与えることで、CTRが向上し、応募数も増加しました。


5. 人間関係の良さ・風通しの良さを徹底訴求

職場の人間関係や社風への不安を抱くユーザーが多いため、求人票ではあえて「社風」にかなりのテキストを割きました。

  • 写真付きでの社内イベント紹介
  • 「上司ガチャがない会社です」とあえて言い切る
  • 新人でも意見が通る文化をストーリーで伝える

結果的に、応募者の多くが「社風に惹かれて応募した」と面接時に語っており、求人票の訴求が正しく機能していたことが分かりました。


6. ユーザーの検索意図を徹底的に汲み取った求人票設計

Googleの「営業 未経験 正社員」や「営業 ストレスない」「営業 人間関係」で検索しているユーザーに対し、検索意図に即した見出し・文章構成を意識。

  • 見出し例:「未経験でも成果が出せる理由」「ノルマに追われない営業スタイル」
  • 応募者が求めるキーワードを文中に自然に配置(SEO対策)
  • 無駄に華美な表現は避け、等身大のメッセージを発信

これにより、検索流入からの応募数が明らかに増加しました。


✅ まとめ|広告費が少なくても、”設計”と”言葉”で応募は取れる

月間予算10万円〜30万円という限られたリソースの中で成果を出すには、媒体の選定だけでなく、求人票やLPの中身、訴求の方向性、求職者とのコミュニケーションの粒度が極めて重要です。

特に営業職のような応募難易度の高いポジションでも、

  • ペルソナとジャーニー設計
  • 求人票の表現戦略
  • LPの情報設計と改善
  • 会社の“中の人”を見せる設計

これらを積み上げることで、大手企業に負けない応募単価で人材を集めることが可能です。


ご相談・代行依頼も承っています。
「営業職の応募がなかなか来ない」「求人票が刺さらない」とお困りの企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

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