【Indeed運用事例】1年間で応募200件超え!応募単価5,000円で介護人材を安定確保した広告戦略とは?

採用難職種「介護スタッフ」の応募を、月15万円で安定的に獲得

人材不足が深刻化する介護業界において、**「応募は欲しいが費用対効果が見合わない」**という課題は多くの現場で共通しています。

今回ご紹介するのは、首都圏を中心に多数の介護・福祉施設へ人材派遣を行う企業様に対し、Indeedを活用した求人広告運用を1年間にわたり継続支援した事例です。採用ターゲットは、介護職・ケアマネジャー・看護職などの実務スタッフ。月間15万円という限られた広告費の中で、1件あたり約5,000円の応募単価で200件以上の応募を獲得することに成功しました。


成果概要:年間広告費180万円で、200件超の応募を実現

項目実績
広告期間2024年6月〜2025年5月(12ヶ月)
月間広告費15万円(年間総額180万円)
総応募数214件(年間累計)
平均応募単価約4,920円
主な媒体Indeed(運用型広告)
目標応募単価〜5,000円 ⇒ 達成率100%以上

勝ち筋は「細分化された求人票×新着化戦略」にあり

このプロジェクトにおいて最も注力したのは、「求人票の精度をどこまで高められるか」という点でした。介護職は施設形態・勤務時間・資格条件の違いによって求職者の検索ニーズが非常に多様であり、ひとつの原稿にすべてを詰め込むと、逆に刺さりません。

そこで行った具体的な施策は以下の通りです。

  • 求人タイトルを「有料老人ホームの介護職」「特養の夜勤専従」「グループホームのケアマネ」などに細分化し、施設×職種×勤務形態で最適化
  • **“夜勤のみ” “日勤帯のみ” “資格支援あり”**などのワードをタイトルや冒頭文に反映
  • 働き方やシフトの例、1日の流れを記載し、求職者がイメージできる構成に
  • 勤務地ごとに原稿を分けて配信し、エリア別のCTRとCVRを継続モニタリング
  • 応募が落ちた原稿には月2回の新着化と文言調整を徹底し、順位をキープ

その結果、1年間を通じて応募の質・量ともに安定。求人数の変動にも対応しながら、月平均17〜20件の応募を確保できる体制を築くことができました。


応募が集まる原稿と、集まらない原稿の決定的な違い

単に「介護スタッフ募集」と出しても応募は来ません。重要なのは、「どんな人が、どんな条件で、どんな現場で働けるか」を明確に描くことです。

特に応募率が高かったのは以下のような構成の求人票でした:

  • 【特養の介護職】無資格OK|日勤のみ可|残業ほぼなし
  • 【グループホームの介護スタッフ】正社員登用あり|夜勤専従歓迎
  • 【デイサービスの看護師】週3日〜OK|ブランク歓迎|子育て世代活躍中

これらの原稿は、求職者の「希望条件」と「働くイメージ」に直結していたことが高CVRに直結しました。


今後の展望:応募単価4,000円台をキープし、採用決定数の最大化へ

応募単価5,000円という実績は、介護業界の中では非常に高効率です。ただし、求められるのは「応募数」ではなく「定着する人材」。今後は応募後の選考プロセスまで視野に入れ、以下のような展開を進めていく予定です。

  • 応募後の歩留まり改善に向けた初回連絡スクリプト整備
  • 高CVR原稿フォーマットの横展開と新職種への応用
  • 求人ボックスなど第2媒体への部分配信によるCPA圧縮

「介護職の採用が難しい」──その悩みは、原稿設計と配信戦略で解決できます。

Indeed広告は“出すだけ”では成果が出ません。介護人材を理解したうえで、言葉を選び、構成を作るプロの手が必要です。私たちは、媒体運用だけでなく、採れる原稿と勝てる構造の設計から支援しています。

月15万円、年間200件以上の応募獲得というこの事例のように、御社の課題にも寄り添ったご提案をいたします。お気軽にご相談ください。

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