人生で初めて金の心配が無くなってきた不思議な今の気持ち
偉大な人間になるために壮大な志を持って起業をする人が居るが、
実際に凄い速度でメチャメチャ巨大な規模の会社になってる人を稀に見かけると、本当に凄まじいなと感服してしまう。
そういう人は間違いなく異常なリスクを取り続けて、ギリギリの勝負を勝ち抜いた末に高速で巨大な規模を成している。
そして何よりも、そういう成功者になれなかったゴマンといる敗者の屍の上に彼らはようやく立っている。
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私は残念ながら、そういうベンチャー精神は微塵も無い。
光り輝く成功者の屍になるくらいなら、最初から大成功もしないが大失敗もしない道を歩き続けたい。
大失敗して自分が投下した10年が水の泡になるリスクを取るよりも「そんなに大成功しないけど、そこそこの場所までは必ず行ける」という選択をしたい。
なんなら社員が生み出した利益で自分の給料さえ賄えれば、もうそれで良いって基本的には考えているし、手堅く手堅くコソコソコソコソ稼いでいきたいと切に思っている。
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そういう意味でいくと、今うちには社員が5名いるんだが、僕が仕事さえ取って来れば皆んな頑張って仕事をやってくれるので、
僕の給料分くらいの利益は十分出せる状況を作ることが出来た。
創業1期目は、社員を成長させられるのか心配だったり仕事を取っても速攻で切られる心配だったり色々あったけど、色々あって1年くらいでそこらへんの壁は結構乗り越えることが出来た。
なので、
・社員は育つ
・仕事は切られない、切られにくい
・仮に切られても別に大丈夫っていうロジックがある
という感じで、昔から不労所得的なポジションを作ってみたいなと思ってはいたが、最近は完全にそれが達成されてしまって、
人生で初めて「全くクライアントのために時間を使わなくて良い上に経済は回ってる」状態を作ることが出来た。
更に、僕の場合は運良く持ち家の家賃収入19万円まで入ってくる状況(ローンなし)になってしまっていて、人生で初めてあまりお金に困らない状況になってきた。
『お金が困らない』というのは、ニート状態(自分が実際働いてない)なのに将来の不安がないのは凄く不思議な気持ちを今感じています。
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もしかしたら、この不思議な気持ちの余韻に浸るのに飽きたら、
いよいよ僕も志高く、何かが変わるのかもしれないって今は思っています。
今は、この生まれて初めて発生したい不思議な状況(完全不労所得)を楽しみたいと思います。