レイは今後は分業体制で多売を実現するビジネスモデルを目指す
https://docs.google.com/presentation/d/1TRUo_pVp_ZkozA6q8QkbvjwYRg-bEcrcTPc8NXLuNIo/edit?usp=sharing
弊社(Rei, inc)は広告代理店や人事の代行、デザイナーやエンジニア派遣など色々と事業をやっているのですが、
今までは1人の人間に対して1〜2クライアントを任せるというビジネスモデルを取っていました。
SES的にデザイナーを派遣出来たのを理由として、人を採用して外出しするという戦法を取って今期は会社を伸ばしてきました。
ただ最近、このビジネスモデルに限界を感じています。。。
もちろんスキルのある人材を採用して外に出して安定すれば経営がすごく楽なのですが、当たり前ですが全員がそうなる訳が無いという現実。
採用ミスや案件ミスマッチが発生すると、LTVが短く案件がすぐに切れてしまいます。人材を派遣している訳なのでサービスの品質は全て人材次第。
クオリティのコントロールが行えなかったり、時間で稼働しているので必然的に効率や生産性をもっと高めようというインセンティブが働きません。
また、SES的な派遣だと一つのクライアントを失うだけで一人分の給料が赤字になります。これは派遣ビジネスの大きなリスクで僕的には凄く怖いです。
更にさらに、最近気がついてきたのですが、世の中にはメンタルが弱い人が居ます。クライアントと直接相対して色々と求められると体を壊す人が結構いると分かりました。
そういう人にクライアントのフロントに立たせるのは荷が重すぎる。ただSES的なビジネスモデルに固執していると、こういう人に与える仕事が殆ど無くなってしまいます。
ということで、弊社は今後は”分業体制”でビジネスを作ります。
添付画像のように、今までは一人で最大複数社を持つことを目指していましたが、今後は複数人で更に多くのクライアントを担当するという体制にしたいと思っています。
そもそも、よく考えると一人に全部を任せるよりも複数人で適材適所で人員を配置した方がサービスの品質が向上し市場のプレイヤーよりも競争優位性が作れる気がする点や、
複数人で多くのクライアントを担当できるようになれば、地味系作業が嫌な人はそれをやらず、フロントに立ってプレッシャーに晒されるのが嫌な人もそれをやらずに済むと思っています。
そして、複数人で仕事をすることでチームは団結し、SESみたいに時給で働くビジネスを選択しなければ、より効率と生産性を高めて多くのクライアントを回せるようになろうという文化・インセンティブが社内で広がります。
無論、クライアントの数が増えてお金をもらう先が分散されれば一社を失うだけで一人分の給料が大赤字になることもなくなるはず。
売り上げの多くを一社に依存するよりも、薄利多売が良い。薄利は嫌だけど多売が良い。多売で多い利益が良い。